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私のスイートルーム

 今回も前回に引き続き、山梨県塩山市の奥脇さんのお宅です。前編ではカントリーハウスを建てる夢を実現するまでのお話でしたが、後編は「インテリアと雑貨」を中心としたお話となります。ちょうど初夏の新緑がまぶしい季節のカントリーハウスで、どんなお話が聞けるのか、とても楽しみです。みなさんもご一緒にどうですか?

いつの日かカントリーハウスを建てたい、という情熱とともに、部屋のあらゆるインテリアに関しても情熱を注いできた奥脇さん。海外の雑誌や本が以前から大好きだったこともあり、雑誌を眺めながら夢を膨らませる時間を持ったことが、センスアップの秘訣でもあったのでしょう。それはカントリーハウスの時と同じく、出会いを大切に何年も何年もかけて、じっくりと探しつづけたこだわりの雑貨たちなのです。

洗練されたフォルムなのにどこか懐かしいような温かさ・・・・・・ご主人の製作するカントリー家具とも相性バツグン! お互いを引き立てる家具と雑貨たちの絶妙なバランスは何故生まれたのでしょう?雑貨の選び方なのでしょうか?飾り方なのでしょうか?謎は深まるばかりです。

 

お部屋全体を見回して分かるのは、「白」が基調になっている、ということ。極力色味を白に揃えることで、清潔感とすっきり感が出ています。でも、白の難しいところは、寒々しい印象や寂しい印象になりがちな点と聞きますが、どうやって克服されたのでしょう?

 「素材の組み合わせを楽しむことが、白を楽しむポイントだと思います」材質の違いや塗装の違い、色々な雑貨をたくさん飾りたい時には白でまとめると確かに楽しめそう!でもそれだけじゃない気がするのですが・・・・・・。

 「これはとっても大切にしている事ですが、インテリアのコツは引き算をしながら飾ることなんですよ」例えば一つの部屋があったら、一つの壁面には好きな様にインテリアを楽しんで、他の壁面に何も飾らない空間を創ること。飾らない一面を作ることで視線が落ち着き、部屋全体のまとまりが良くなるということですね。確かに奥脇さんのお宅のどの部屋もその法則が生かされていました。視線が散らないだけでこんなに落ち着いた空間になるものですね。「あまり収納に頼ろうとせず、生活をできる所は削ぎ落としていくことで、暮らしは格段にセンスアップするものですよ」

 

  奥脇さんのお話にうなずきながら最後のお部屋を見て回っている時、「インテリアって広いから、狭いからという事じゃないんですよ」の一言。思わずドキリ。ちょうど心の中で逃げ道にしていた理由だったから。「今お部屋を見回して、本当にいるものかいらないものか、そこから考えていくことが大切なんです」胸がチクチク・・・・・・かなり思い当たります。楽しくて嬉しくて、つい目いっぱい飾りつけた雑貨たち。捨てられずにダンボールにしまい込まれた色々なもの・・・・・・。

 そう考えると、少しだけですが自分の現状を客観的に見れたような気がしました。今あるものを生かしながら、また削ぎ落としながら作り上げる部屋は、きっと新鮮な空間になることでしょう。奥脇さんのカントリーハウスとは全然違うけれど、愛着のある自分だけの空間だからこその良さもあって、想像するだけでも心が躍り出すよう!どうやら最後に奥脇さんから、カントリーへの情熱を少し分けていただいたみたいです。



今回のインテリア編、いかがでしたか?
収納収納と、隠す場所ばかり考えてきたかのこは、ものすごく考えさせられてしまいました。
おそらく雑貨やインテリアの趣味は人それぞれですが、
インテリアを通して雑貨たちと向き合う瞬間を持つこと、
だれにとっても大切なことだと思います。
なかなか実行には移せない私ですが、
この気持ちだけは忘れないようにしよう!と固く決心しました。

今回ご紹介した“山の家”で、奥脇郷子さんによるホームデコレーション講座が4月より12月まで開催されています。
興味のある方は、カントリー教室情報をご覧になるか直接お電話を。
(tel0553-33-7181/奥脇良一アトリエ)


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