
初めてのカントリーとの出会いは、本屋で手にした「私のカントリー」創刊号。あまりの素敵なインテリアに、見よう見まねで雑貨や家具を買ったのが始まりだったといいます。
当時は自分らしさ・・・なんて考えることもなく、雑誌をめくっては「これが素敵」「こんな雑貨が欲しい」「こういう飾り方すればいいのね」と教科書のように活用していました。
カントリーに興味を持ったばかりの10年前は、まだまだ購入できる雑貨の種類もショップも少なく、雑誌の中のインテリアは夢の世界のよう。それでも、ちょうど結婚したこともあり、新居のインテリアが少しずつ憧れのカントリーインテリアに近づくのはとても励みになったことでしょう。雑誌をめくりながら、共感が出来るものを取り入れていく・・・こうして少しずつ着実に素敵なお部屋が出来上がっていったのです。
 
まずお部屋を見せていただいてびっくりしたのは、様々な雑貨がたくさん飾られているにも関わらず、ゴチャゴチャした感じを受けないこと。しかも、とてもさりげない飾り方なのでディスプレイに目が行くというよりも、部屋全体のイメージを作っている感じがします。
「いわゆるショップなどの雑貨の飾り方は嫌だったんです。雑貨が主役という気がして。それよりも部屋をデコレーションするもの、という感じが好きなので、海外のお部屋などを参考にすることが多いです」
それでも、やっぱり雑貨は大好きで、ショップのセールに朝一番でかけつけたり、ディズニーランドで出会った素敵な大きな雑貨(なんとレプリカのライフル銃なんです!)に一目ぼれして、家族に呆れられる中、持って帰ったり・・・一つ一つの雑貨のエピソードは思い入れたっぷりのものばかり。その話を聞いているだけで、時間が経つのも忘れてしまいそうでした。
カントリーインテリアを楽しんでいると、やはり色々作ってみたくなり、カントリー家具を自分で作ってみたり、ペイントしたり・・・そうすることで部屋を作る楽しさも知りました。その中でも大きなきっかけになったのは、リビングの中央にある"暖炉"です。
5年ほど前に、デザインを起こしたFさんが、ご主人にお願いして作っていただいたものです。これで部屋の雰囲気が大きく決まり、この暖炉を中心としたディスプレイを考えるようになったといいます。
「自分らしいカントリーが出来上がってきたと感じるようになったのはこれが完成してからです」
手作りの楽しさ、飾る楽しさ、リフォームの楽しさ・・・この3つの楽しさが揃って、出来上がったFさんのお宅。Fさんらしさ溢れるカントリースタイルが出来上がるには、10年という年月は必要な年月だったのかもしれない・・・・・・そんな気持ちになりました。
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