「小さなまつげパーマのお店をオープンしました。内装など全てデザインから主人と2人で作り上げたんですよ」
・・・以前はリサイクルショップだったその場所を、本当に自分がしたかった仕事のために大改造を決意したWさん。
そして本業の合間を縫って、Wさんのデザインしたイメージを忠実に再現していくご主人。
二人三脚で、出来上がったお店は、小さいながらも居心地の良い空間を作り上げました。



9.5畳のお店が、私にとってのカントリーワールド

自転車を走らせれば湘南の海に出られてしまう、というWさんのお宅の取材にお邪魔したのは、うららかな春の日差しが心地よいお昼前。途中のバスの車内にも、心なしか爽やかな海風が吹きぬけるようで、到着前から期待に胸を膨らませて、ついつい足早になってしまうほどです。

戴いた地図をたよりにバス停から歩き出すと、間もなく可愛らしい看板が目に飛び込んできました。「きっとここ・・・」そう思いながらお店のドアを開けた瞬間、日差しがいっぱい注ぎ込む、明るいカントリーインテリアの世界。壁の飾り棚には雑貨やグリーンがディスプレイされ、随所にトールペイントの作品も。まさかここがまつげパーマ屋さんだとは!最初はとても驚いたものの、ゆっくり店内を見せていただくうちに納得ができました。これほど落ち着けるのも、きっとカントリーインテリアならではなんですよね。


 大好きなカントリーインテリアを、全く分野の違うお店のインテリアとして起用したWさん。そのこだわりとお客さんの反応など、じっくり伺うことにしました。

全て自分たちで作る・・・それは特別なことには思いませんでした

 ショップオープンは今年の1月。「この仕事は以前から少しずつやっていました。目元ってパッチリするだけで、年齢に関係なく目がイキイキしてくるんです。お客様が鏡を見た瞬間の喜ぶ姿が嬉しくて、いつかメインでこの仕事をやっていきたいと思っていました。また、完全予約制にすることで、まだまだ小さい子供たちのそばにいてあげられる、というのも決断の要素です。一体お客様が来てくれるのかどうか、やっていけるのかどうかは見えませんでしたが、当たって砕けろで始めたんです」

決断をしたのは昨年11月の終わり。コンクリートの打ちっぱなしの土間だった9.5畳を、自分の思い描く部屋に変身させるために、その日からご主人と2人で本を眺めながら、イメージを固めていく作業が始まりました。もともとDIYに興味もあり、最初からショップのリフォームに関して業者に頼むということは考えていなかったお2人。本業を別に持ったご主人が、休みや帰宅後に寝る間も惜しんでリフォームを進める間に、Wさんは居心地の良い雰囲気を作ろうと、トールペイントやファブリックを使ったカントリーインテリア雑貨の作成に余念がありませんでした。

「とても大変でしたよ。でも辛くはなかったです。手作りをしたり、デザインを考えたりするのはとても楽しくて、主人とじっくり話せる時間でもありました。そう思うととても貴重な時間だったように思います」


手作りのカントリーショップ。お客様の反応が嬉しくて
頑張ってよかったなと思える瞬間です

リフォームを開始してから2ヶ月。ついに念願のショップオープン!自分が好きだからと迷わず選んだカントリーインテリア、気になるお客様の反応も「木の香りに癒される」と上々です。カントリーを知らないご年配の方などからも「ここの雰囲気って素敵ね。」と感心されることもしばしば。

さらに最近ではご主人の作った家具を見て「これと同じものを作って欲しい」と注文を受けることも多くなってきました。木の温かみに魅せられたご主人も、もちろん協力を惜しみません。お子さんも「可愛いお店になってよかった」と大満足。今ではこのショップを通して、家族が以前にもまして絆が深まったような気さえする毎日です。

「今はまだショップで手一杯ですが、今度はわが家のリビングなどにも目を向けて、カウンターキッチンや大物家具など、カントリーインテリアを楽しみたいと思っています」もちろんデザインはWさん。さらに家族の絆を深めるだろうカントリー家具の出来栄えが、今から楽しみでなりません。

Wさんがショップのインテリアとして気を使っているのは「ゴチャゴチャと飾り立てないようにして、
お客様が落ち着く雰囲気作りと外から覗いたときに明るいインテリアであること」だそうです。
こういう細かい配慮があってこそなんだなあ、としみじみ感心してしまいました。
もしよかったらWさんのお店のHPものぞいて見て下さいね。

 


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