 
Iさんの花好きのルーツはお母さんです。子ども時代を過ごしたお庭は360坪もあり、一面ポピーやマーガレット、コスモスが咲き乱れ、時には公園と間違って人が入ってきてしまうほど。お姉さんからいただいた結婚のお祝いもフラワーボックスでした。
「花があるのが私の生活。料理教室の生徒にお庭で食べていただくのもその延長」とおっしゃいます。Iさんが教えるお料理は和食、洋食、中華、ケーキ、和菓子と幅広く、フランス料理のシュバリエの称号ももってらっしゃいます。カルチャースクールなどで教えることもあるそうですが、ご自宅での教室にこだわりを持っているのは、他では味わえないトータルに演出された雰囲気の中での食事を味わっていただきたいからといいます。
実をいうと、取材の時、居心地の良いインテリアに囲まれたダイニングの窓から庭を眺め、なんて贅沢なんだろうと思いながら、時間の経つのも忘れてしまうほどだったのです。

自分のリラクゼーションとして、Iさんの生活に花は欠かせないものですが、道行く人も花が楽しめる町にできたらとおっしゃいます。塀の上にもいくつものプランターが置かれていますが、実は自宅前のバス停でバスを待つ人の癒しになればと飾り始めたのがきっかけでした。「綺麗ですね」と声をかけられると嬉しいし、Iさん自身も声をかけるように心がけています。
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