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まるでリゾート地のような町並み。その坂の途中に建つ、明るいレンガ外壁の瀟洒なたたずまいのSさんのお宅。玄関へと続くアプローチのレンガやアイアンの柵もアンティーク好きなら思わず立ち止まってしまいそう。ガーデンは、いわゆる花壇に花がいっぱいというのではありません。でも、家を包み込むように配置された緑や花たちは主張せず、でもここになくてはならないような存在感で訪れる人を迎えてくれます。
 
白い壁にペパーミントグリーンのルーバー窓。「スタイリッシュカントリー」とでも呼びたくなるような家は、素材選びから設計、インテリアにいたるまで、自分色にこだわりました。家そのものはシンプルが基本ですが、元々の暮らし方は天然素材志向。室内やベランダガーデンで使う実用的な雑貨は、アンティークが中心で、どこか温かみがありながら、ひとつひとつが洗練されています。さりげなく置かれたそれぞれが、シンプルな空間に見事に調和しているのは、Sさんのセンスの良さでしょうか。

グリーン使いも雑貨と同じで、同じ家の変化のない景色を変えていくためのあしらいとおしゃいます。同じお皿、同じ料理が使い方や見せ方ひとつで違ったものに見えるのと同じで、シチュエーションを自分の手で変えるためのアイテムのひとつなのだそうです。
キッチン横のベランダには、ハーブが中心のキッチンガーデン。セージ、タイム、バジルなどのキッチンハーブをはじめ、アップルミント、ローズゼラニウムなど、香りはもちろん、料理の飾り付けにも大活躍間違いなしのセンテッドハーブの鉢がたくさん並んでいます。海を臨むテラスは、手間があまりかからない多肉植物やサボテンなどのドライガーデン。玄関やリビングルームの大きな空間には、大型の観葉植物が置かれ、小さなコーナーには、インテリアの一部のようにアレンジメントやコケ玉がディスプレイされていました。ひとつひとつがグリーンインテリアのお手本になるような絶妙さです。
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