ログハウスに出会ったのは15年前。丸太の持つ存在感やあふれる木の香りに感動したものです。そこで、お客様にいつもと違うやすらぎの空間を演出できるのではないかと思い、ログハウスでペンションを始める事にしたのです。

 ログハウスに、初めて住み始めた私たちは試行錯誤の毎日。インテリア的にこだわったアメリカ製の暖炉をいれ、優雅な・・と思いきや薪集め薪わりに身体がボロボロなんてことも。そんな中「薪入れがほしいけれどサイズが…だったら、ちょっと雰囲気よく作ろう」「すきま板が寒々しい…ちょっとステンシルしてみよう」。これがきっかけでカントリーにはまったのです。


こだわりのカントリー1 木工
 オーナーはとにかく木工好きに…。我流ながらカントリー雑貨に見よう見まねでトライしました。玄関を入るとすぐ横に飾られたハウス型のショーウインドーはクリスマスなど季節にあわせた飾りつけを楽しんで。飾りにはコレクションのベアーが並びます。
 また、夜カクテルを飲むバーカウンターや、最近ではとうとうひのきの風呂棟まで製作。

こだわりのカントリー2 ペイント
 食堂には丸太を使ったテーブルが並びます。そこには随所にステンシルがほどこされ、木の存在感に華やかな温かみを与えています。また、階段に猫(?)の足跡が…館内あちこちにペイントしたのも、ちょっとした遊び心。

こだわりのカントリー3 雑貨
 あまり固執せず気に入ったものをと心がけています。家具はもっぱらアンファンがお気に入り。ナチュラルな色合いとパイン材のもつなめらかな肌触りでしょうか。雑貨は旅行好きな私たちのその土地での出会いがすべて。たまにカントリーマーケットへ行けば手作り作品を買うこともあり、海外に行けば蚤の市で掘り出し物を購入。そんな雑貨たちがペンションのあらゆるところに飾られています。

 私たちの生活する黒姫高原は秋のコスモスが有名で、近くには野尻湖もあるいわゆる観光地ですが、俗化されていない手つかずの自然が多く残り、昨今失われつつある四季感を存分に楽しめる所なのです。

 春は新緑を愛でつつ、山菜摘み。夏は自家菜園での無農薬野菜作り、そしてガーデニング(ゆっくり散策していただけるハーブ園をめざす!)。秋は山ぶどうやさるなしを収穫し、ジュースにしたり、お酒に漬けたり。山の木の実で作るリース、野の花のドライフラワー、あけびのつるで編む花かご。山の恵みはそのままペンションのインテリアや食事に存分に活かされます。冬、雪が降り積もるこの時期はスノーキャンドルを作ったり、かまくらを作っておもちを焼いたり。 生活そのものがナチュラルカントリーなのです。

ナチュラルなこだわり1 食事
 自然豊かな土地で育った野菜たちのおいしいこと! 地元のおいしい食材を少しでもお客様に…とこだわり続け、今では野菜を完全無農薬で作るようになりました。とはいってもたくさんはできず、また、虫食いだったり鳥にたべられたりですが・・。本当に甘いとうもろこしで作ったスープは最高です。また、旬の地物の果物でつくったタルトや自家製のアイスもオススメ。めずらしいところではルバーブという野菜(ハーブに数えられることも)を使ったお菓子も好評です。

ナチュラルなこだわり2 リース
 正面玄関上に大きいぶどうのつるで作ったリースが飾ってあります。 山で拾ってきたたくさんの大きい松ぼっくり(ドイツトウヒ)を何とか飾りたくて、太い太いぶどうのつるを2人がかりでなんとか丸め、つけていきました。しかしあまりの重さにゆがんだり落ちたり。どうにかできた初めての大きいリース。思い出のリースがまずお客様をお出迎えします。
 山に行っては、あけびのつるや山ぶどうのつるをとってきたり、犬のお散歩しながら、サンキライやばらの実をとったり。自然豊かなここでは、素材が豊富で創作意欲がわいてくるのです。 最近では、どんぐりと木の枝でかわいいシカを作ってみました。

ナチュラルなこだわり3 ハーブ
 ガーデニングを手がけはじめてまだ数年。気軽に散策してもらえる庭が目標です。が、森の中のペンションは日当たりが今ひとつ…。 植えては育たず、雪で枝が折れたりとなかなか難しいのです。
 ところがふと気付くと、たった一株植えたワイルドストロベリーがいつのまにか増えに増えてグランドカバーに。春にはかわいい甘い実をつけ、これをジャムにしたらなんとも薫り高い真っ赤なジャムに。それがきっかけで「ハーブは強い、そして美味しい」との思いで、今では数種類のハーブを育てています。ドライフラワーにしたり、料理に使ったり、フレッシュハーブでハーブティにしたり・・・。
 最近ではアロマテラピーも少し手がけて癒しの効果を楽しんでもらえるように工夫をしています。

最後に…
 これから私たちのとって一番楽しみな季節、クリスマスシーズンを迎えます。食堂の2mのクリスマスツリーを中心に、国内外で集めたクリスマスグッズで、館内を飾りつけ。食事もクリスマスの楽しさをめいっぱい演出。クリスマスリースを作ったりもします。雪がふる季節、窓辺にうつる雪景色をながめながらのカントリーなクリスマスをぜひお楽しみください・・・こんな私たち夫婦2人でやっている小さなログハウスのペンションなのです。
 


かのこの一言
カントリーとの出会いって、たくさんの小さなきっかけだったり、大きな人生の岐路だったり・・・本当にまちまちですよね。それでもその出会いを大切にして暮らす方の話を聞くと、もっともっとカントリーが大好きになれる気がします。


直径40cmの丸太を組み上げた木の香いっぱいのログハウスのペンション。旬の食材、地物にこだわったフルコースの夕食に、焼きたての手作りパン、貸切OKのひのき風呂、緑を眺めながら入れるジャクジーバスなど楽しみ方は色々です。
一泊大人1名8400円〜 詳細はHPにてお問い合わせください。
http://www.cecilclub.com

 
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