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【サークルメリー】
初めて子どものために作った作品。長男のために作ったので男の子のイメージ。ベッドを片付けた今も飾ってあります。
今回登場していただくのは、カンファン読者のYさん。実はこの間の「私のカントリー」にも掲載された方なんです。ぜひ本を持っている方は読んでみてくださいね・・・分かるでしょうか? カンファンに作品が届いたとき、あまりの可愛い作品に感激でした。小さなお子さんとの忙しい生活の合間にハンドメイドを楽しんでいると聞いて、早速お話をうかがってみました。
子どもの頃から家の中には、カーテンやソファーカバー、テーブルクロス、通学バッグ・・・私の周りには、手づくりのものがたくさんあって、ミシンをかけたり刺しゅうをしている母の姿を、毎日のように見ていた気がします。そんな中で育った私にとって、特別なきっかけがあって手づくりを始めた、というよりも、気がつけば絵を描くことや、何かを作ったり(壊したり・・・)することが大好きになっていました。でも、決して器用なわけでもなく、上手に作れたわけでもなく、子どもの頃から何かの賞をもらったと言うわけでもありません。大人になった今でも、“きちんと”“丁寧に”作るということは苦手で、特に布物などだと、母にミシンを借りて何か作ろうとしても、何故か下糸が絡まってしまったり、手縫いでも思うようにいかなかったり・・・。
【レターボックス】
飾るだけじゃなく、実用的なものが欲しくて、鍵もかけられるレターボックスを。それでもちょっと寂しかったから、上にミニチュアの小物を乗せてアクセントにしました。
そんな器用でない私でも、高校を卒業してすぐに、家庭用の電動ノコを買ってもらったのを機に、本格的に木工をするようになりました。なぜ興味を持った素材が“木”だったのか・・・分からないけれど、布や粘土、紙など色々な素材に触れてきて、一番自分の性格に合っていたのが“木”だったのかな、と思います。“木”は、きちんと丁寧に作らなくても、ちょっと雑だったかな〜ぐらいの方が、かえって雰囲気があって素敵に見えたりするもので、私らしい作品づくりができるような気がするんです。
【ステンドグラス風フレーム】
アンティークのステンドグラスの窓枠を見て、とっても欲しいけど高いし・・・木で作っちゃえ!と思って作りました。頭の中でどうしたらステンドグラスっぽく見えるか悩んでしまったけれど、今では別のものとしてお気に入りの作品です。
会社に就職して、忙しさから木工から離れていたときもありました。でも、結婚・妊娠を機に会社を辞めると、すぐに作品づくりの意欲が湧いてきたのです。「出産したら当分手づくりも出来なくなっちゃうんだろうな」という思いが拍車をかけ、妊娠中は色々と作っていました。おなかの中で息子は電ノコの騒音にビックリしていたかもしれませんね(笑) 実は出産後も2ヶ月も経つとベビーベッドにサークルメリーを付けたくなって、子もの寝ている間を使って製作を開始。
「何だ〜子どもがいても出来るじゃない!」と嬉しく思ったのを覚えています。
【ハウス】
木工を始めたばかりの頃に雑貨屋さんで見かけた大きなバードハウスをヒントに作りはじめたハウス。色々なハウスを洋書を見て作ってきましたが、この真っ白でドアだけ赤いハウスが定番デザインです。(ちなみに第一号の作品は実家にあります)
その後絵本を入れる棚、おままごと用のおもちゃ・・・子どもたちの成長とともに1つまた1つと手づくりの作品が増えていき、今では部屋のどこかしこにも自分の作った作品が目に入るようになりました。そして不思議なことに、昔は苦手と思っていた布物にもチャレンジするようになり、子どもたちのおかげで手づくりの幅も広がってきたように思います。
子どもが小さいと確かに自分の時間は減ってしまうし、なかなか手づくりの時間もとれませんが、どうしても作ってあげたいという気持ちも強くなる分、なんとか時間をやりくりして、今を楽しんでいます。そして、自分自身が子どもの頃に感じていた手づくりの温もりを、今度は私の子どもたちが感じられるよう、手づくりの優しさと温かさを伝えていってあげたいと思います。
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