今年は全国的に空梅雨の気配。東京では、梅雨明け直後のような日差しです。毎日の水遣りが欠かせない毎日ですが、皆さんのお宅の植物たちはいかがですか?
 さて、今回のお庭紹介は、木工担当のご主人と2人3脚でお庭を作り上げたIさんのお庭。Iさん作成のセンスの良いハンギングバスケットや寄せ植えもカンファンガーデンで使わせていただいています。さて、早速のぞいてみましょう。

決して広くなさそうですが・・・

 Iさんのお庭の入り口には素敵なコンテナに植えられた寄せ植えやセンスの良いハンギングバスケットが飾られています。そして、塀の足元をカーペットのように広がるアイビー、フェンスに絡んだバラの緑の葉。背景となる緑の葉っぱの演出も忘れてはいません。玄関や門周りを立体的に使い、空間を上手に利用しています。
間口は約4m、車が一台入る駐車場の幅です。外から見ると決して広くはなさそうに見えます。でも長い奥行きを生かして、まあるくカーブをつけるように小道風のアプローチをつけました。カーブをつけると、先が簡単に見えず、次に何があるのかな、という期待感が生まれます。そして、さらに奥行き感が生まれてくると言われています。



木工担当はご主人・・・分業がうまくいきました

 Iさんがお庭の前面改装を思い立ったのは、3年前。仲間とガーデニングの教室を開いたりして、ガーデニングの経験や知識が増えるのと同時に、自分の庭をああしたい、こうしたいというイメージが膨らんできたのだと言います。オープンガーデンをしているお庭への訪問もきっかけになりました。よそのお宅のお庭をみると、自分でもやってみようという気持ちになりました。実際に植えられている植物を見ると、成長した姿や組み合わせが確認できます。園芸店の苗の状態とはまた違う植物たちの姿が見えてくるのです。
 でも、庭造りで重要になってくるのが背景となる塀や壁、空間演出にかかせないアーチなどです。この点は元々木工好きだったご主人が気持ちよく引き受けてくださいました。
 ふたりで、いろんなガーデンに出かけていって、塀やパーゴラ、アーチなど、共通のイメージ作りをしたそうです。色も木目を生かしたグリーンで統一する事に決めました。Iさんがここにこんなものをこんな風に作りたいというと、ご主人が形にするという作業は、本当に楽しかったと言います。時には、
ご主人が先行して、イメージに合わないものを作ってしまったこともあったそうです。でも、こうするともっといいと伝えると、作り直ししてくれたそうです。「きっと言われた時は不満に思っていても、出来上がってみると、ずっといいものが出来たので、納得してくれてと思います」
 こんな事があってからは、屋上のためのテーブルやベンチ、庭の作業道具入れなど、Iさんの空間にあったものを面白いように作ってくれました。


オープンガーデンをしてみました

 今年の5月、オープンガーデンをしてみました。たくさんの方がIさんのお宅を訪れました。いらしたお客様は、こだわりの植栽にため息をつき、見事な手作りの完成度の高さに驚いていらっしゃいました。オープンガーデンの魅力は、ただ綺麗なお庭を見てもらうためだけではありません。庭主さんとお客様とのお庭談義、ガーデニングの話題で盛り上がるコミュニティが生まれます。これがオープンガーデンの醍醐味でもあります。Iさんはよそのお庭でいただいたヒントやイメージを自分の庭造りに役立てました。この春、Iさんのお庭に訪れた方たちも、みなそれぞれIさんのお庭から、何かしらのお土産を胸にして帰ったに違いありません。
 また、今回ご近所の何人かお友達も一緒にオープンガーデンをしたのですが、このイベントをとおして、さらに仲良く親密なお付き合いがすすみました。今ではなくてはならない、素敵なガーデニング仲間になったと言います。庭造りは様々な苦労を伴いますが、Iさんは素敵なお庭を手に入れただけだなく、それ以上のハッピーもいただいたようです。


 

今回のIさんのお庭いかがでしたか?オープンガーデンで頂いた、手作りのディップもとてもおいしかったですよ。
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