まだまだ暑い日が続いていますが、季節は確実にすすんでいます。夏の間はぐったりしていた鉢植えの植物も新しい葉が顔をのぞかせたりして、かすかな変化に秋を感じるこのごろです。
 秋の植物は、春のような可憐な華やかさはありませんが、風に揺れる野の花の姿や秋を思わせるブロンズや深いオレンジ色に秋の風情を感じることが出来るでしょう。
 身近な秋をさがしに出かけてみてはいかがですか?
 秋の野に咲く代表的な草花を数えあげたのが「秋の七草」。万葉集の山上憶良が詠んだ歌に出てくる7種が“秋の七草”としてよく知られています。
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数うれば 七種の花 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」と歌われています。
ハギ オバナ(ススキ) クズ ナデシコ オミナエシ フジバカマ アサガオ(キキョウと解釈する場合が多い)ということになりますが。秋の七草を一つの場所で見るのは、普通の公園や住宅街では難しいでしょうね。東京なら向島百花園などで見ることが出来ますが、全部でなくても、買い物や散歩の途中、ちょっと目線を変えて秋の七草探し、いかがでしょうか。
 昔ながらの野草は街角では見つけるのが難しくなってきましたね。でも丈夫で繁殖力のあるつる性植物などに、魅力的な花をつけるものがあります。センニンソウやへクソカズラ(花は可愛いのに気の毒なネーミングです)、カラスウリなど、この時期ならではの花を見つけてみましょう。
ルドベキア、キバナコスモス、キクイモなど黄色い花も目立ちます。紫色のセージ類も秋を思わせる花です。セージはサルビアの仲間です。最近はいろんな観賞用セージが園芸店でも売られていますので、お気に入りのセージを見つけることもできますね。
紫色といえば、ヤブランやツルボなどもこの時期よく見かけます。ヤブランは名前の割には、素敵だし、ツルボもピンクがかった薄紫が可愛いですね。
 公園の木の下で、ドングリを見つけると、秋が来た事を実感するのではないでしょうか。我が家の近くの公園では、もうシラカシのドングリが沢山落ちていました。マテバシイも今年は豊作のようです。
台風の後はドングリ拾いの好機です。いざ見つけようと思うと、虫食いのドングリばかり、なんて経験はありませんか?ドングリが落ちるのは案外早い時期のようですね。
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