今年は本当に寒いですね。それに太平洋側は雪こそ無いけど、カラカラの乾燥続き。東京ですら今まで凍った事の無いところまで氷が張ったという話や霜の便りがあちこちから聞こえてきます。当然植物にとっても過酷な冬。例年なら青々としているはずの植物が変色してしまったり、凍り付いて縮こまったり、秋に植えつけたパンジーやビオラもようやく地面にへばりついているといったところも多いのではないでしょうか?

さて、2006年最初のカンファンガーデンはそんな寒い冬だからこその「脳内ガーデニングのすすめ」です。
 「脳内ガーデニング」ってなあに? と思う方。まあ、読んで字の如しですが、想像の中のガーデニングとでも言いましょう。自分の理想のお庭を想像で造ってしまおうというわけです。想像ですから、なんの手間も要りません。要るものといったら、想像のためのわずかな時間とちょっとした参考書やインターネットなど。コタツにみかんに陽だまり・・・なんてあれば、なおいいかもしれませんね。

自分のお庭やベランダは自分だけの世界。そこをどう作り上げていくかはあなた次第というわけです。
想像ですから、どんな空間にしても良いのです。例えば、カントリーファンなら皆憧れる毛塚千代さんのキュートなベランダガーデンとか、青柳恵子さんのインテリアにマッチしたグリーン使いとか、村田晴夫さんのつるバラの庭とか、もちろんイギリスのコテージガーデンでも。自分の理想とするお庭のイメージや好きな植物を本やインターネットで探してみてください。
 自分の好きなもののイメージを持つことは、クリエイティブな作業に入る前にはとっても大事な事だし、楽しいですよね。そして、あとはイメージする理想のお庭にするために、あれこれ試行錯誤をすればいいだけ。とはいっても「そんな簡単にはいかないわよね〜何いってんだか」と思う方が多分ほとんどだと思います。そう、おっしゃるとおり。でもこういう庭にしたいって思えば、そのためにやることって見えてくるとは思いませんか?
 ガーデニングは植物相手の作業。例えば、「この植物は日陰に強い」って書いてあっても、実際植えてみると上手く育たなかったり、苗で買ったものは、2〜3年経って、株や枝がしっかりするまで花が咲かなかったり、実を結ばなかったりします。また、今年のように異常に寒かったり、逆に日照りが続いたりすると、園芸書どおりにいかない事を実感するでしょう。そう、植物は植えてみないとわからないものなのです。上手くいけば、来年もその通りすればいいし、もし上手くいかなかったら、今度はどうしたら上手く育つか試行錯誤してみる。植物や自然を相手にするガーデニングは半年や一年で結果が出るものではないのです。
 まあ、気の長いお話といえば、その通りなのですが、この試行錯誤もまたガーデニングの面白さでもあります。ちょっと、話がわき道にそれましたが、作業が出来ない、じっと我慢の冬だからこそ、空想の世界で自分の好きな理想のお庭のイメージを見つけてみませんか?ブルーベリーやラズベリーを収穫して、自家製のジャムを作れるような庭とか、ハーブを作って、毎日の料理や生活に取り入れられるような庭とか・・・
 そして、春になったら失敗を恐れずに、理想のお庭を目指して、挑戦してみましょう。かくいう私も沢山の植物を昇天させてしまった失敗から、いろんなことを学びました。私のお庭は理想には程遠く、まだまだ発展途上のお庭です。でもいつでも自分の理想の庭のイメージを持っています。色んなお庭を見るたびに、少しずつ理想が変わることもありますが・・・。まあ、それも完成の無いガーデニングの楽しみのひとつ。2006年も理想のお庭を目指して頑張りましょう。 今年初めのカンファンガーデンは私のエッセイのような内容になってしまいました。それも今年の異常な寒さのせいと温かい心で読んでいただけると幸いです。そうそう、参考書は図書館で借りてくればお金はかかりません。それと・・・カンファンガーデンのお庭紹介のバックナンバーも参考にしてみてくださいね。

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