今年の猛暑もひと段落。あまりの暑さにぐったり気味のグリーンたちも、少しずつ元気になってきました。
日に日に過ごしやすくなるこれからのシーズン、ちょっと足を伸ばしてガーデン散策を楽しみましょう。
今回は読者の方よりオススメしていただいた、群馬県にあるイングリッシュガーデンをご紹介します。
まさに《カントリーガーデン》といった雰囲気の素晴らしいイングリッシュガーデン。これから秋に向けてバラが素晴らしいそうですよ。


 「イギリスの伝統的な庭づくりのエッセンスを余すところなくちりばめた」という、このアンディ&ウィリアムス ボタニックガーデン。2002年4月に開園し、6000坪という広大な庭園の中は、なんと22ものテーマガーデンが作られています。ウェデングガーデン、ハーブガーデン、ベルリンガーメイズ(迷路)、トピアリーガーデンなどなど・・・。散策するにつれ視界に広がる新鮮な感動で、時間がたつのも忘れてしまうほどです。
 庭園の名前にもなっている、イギリスの造園家アンディ・マクルーラ氏とウィリアム・ウルフ氏。最初はホームセンター(ジョイフル本田)内の見本ガーデンという小さな規模の庭園の造園を手がけることにはじまったそう。その時の二人の庭づくりへの情熱とその技術に深く感銘を受け、ホームセンターに隣接した田んぼを3年かけて本格的なによる、伝統的な様式と工法重視した本格的な庭園英国風ガーデンに生まれかわらせることへと繋がっていったのです。
 2000種を超える園内の植物たち、200品種168000個もの球根・・・そのこだわりには驚くばかりです。そして2002年の春の開園ですが、実は2001年春の開園の予定だったところ、植栽が十分に熟成していないと開園を1年見送ったという話も。その情熱を感じながら散策すると、もっと楽しむことができそうです。






 先ほども少し触れましたが、広大な敷地は22のテーマガーデンとグリーンを楽しむ自然あふれるウッドランドに大きく分けられます。そして園内の中ほどにはウィンザーティールームというカントリーの雰囲気あふれる建物が。こちらはこの庭園を眺めながら軽食が楽しめます。時間がなくて中に入らなかったのですが、なんとイギリス直輸入のガーデングッズを扱うショップも入っているそう!これも見逃せませんね。
 また、場所柄、冬は空っ風が吹き荒れ、夏は40度近くにもなる内陸の天候。日本に適した草木を取り入れたとはいえ、過酷な環境であったに違いありません。それでも、いつの季節も楽しめるのが本当の庭・・・ということなのでしょう。よりナチュラルに楽しめる場所を目指して、今もなおきめ細かいメンテナンスが行われています。ちょうど訪れた当日も、数人の大きなつばの帽子をかぶったガーデンスタッフの方が雑草抜きなどの作業をやっていらっしゃいました。それがとても風景に溶け込んでいて、身近で素敵な庭だと感じました。
 ガーデン取材で感じるのは、どうしても素晴らしい花々の本当の色や風景の奥行きが、写真では上手く伝わらないというもどかしい気持ち。それでも、帰る時に隣接のガーデンセンターで苗を買い込んでしまった私の行動から、ほんの少しでも分かっていただけるかもしれませんね。
 ぜひぜひ、足を運んで楽しんでみてください。


アンディ&ウィリアムス ボタニックガーデン
http://www.joyfulhonda.com/garden/botanic/index.htm
営業時間9:00〜18:00(季節により17:00まで。要確認)
群馬県新田郡新田町市野井456−1
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