粘土で作ったかわいい雑貨

新井さんが粘土細工を始められたのは、今から22.3年前のこと。当時は、紙粘土が流行っており、軽い気持ちでご近所の方から“紙粘土細工”を教わったことが今の原点となりました。ちょうど、“紙粘土細工”を始めた頃と、お嬢様がお生まれの頃が重なることから、お子様の成長とともに、新井さんの技術もどんどん上達し、更なる磨きがかかっていったようです。

新井さんはその後“粘土細工”をずっと続けてこられましたが、時代の流れに応じて、
“パン粘土”や、“樹脂粘土”“オーブン粘土”などを積極的に取り入れ、粘土細工の幅を広げられました。それまで身に着けた技を駆使し、溢れるアイディアでもって、見る人の心を和ませる優雅で繊細な作品作りは現在に至ります。

粘土にはそれぞれ特性があり、その良さをうまく生かしながら作品に応じて粘土を使い分けることで、作品の幅もスケールも無限大に広がります。左の素敵な
ウィデングケーキは現在のものですが、ここまで素敵なものに仕上がるまでには、過程があり、改良を重ねた結果、こんなに可憐で素敵なものに仕上がったとのこと。もちろん、時代の流れに沿って、また変わるかもしれませんね。



全て手作りの新井さんの作品は、手の中で粘土が形を変えると同時に息を吹き込まれたかのように、生き生きとしています。しかも、作品の多くは手のひらに乗るくらいの小さいものも多く、こんなに細かい作業が全て手作りだなんて、
まさに神業! まるでマジックのよう!と言っても過言ではありません。新井さん曰く、決して手は小さい方ではないとのことですが、あえて道具と言うならば、細かい部分に爪楊枝を使う程度だそう。やはり長い間に培われて来た指先の巧みな技は、そう簡単には真似できるものではありません。

でも右写真の時計のように、大小様々なお花をふんだんに散りばめることでゴージャスな作品になるものも多く、初心者さんは、まずその中のシンプルなお花を1つだけ作ることから始めるとよいでしょう。ちょっとくらい不格好でもシンプルなクリップにつけるだけで、とってもかわい雑貨に生まれ変わりますよ。

とにかく、
子どもの頃から細かいことをするのが大好きだったとおっしゃる新井さんにとって、“粘土細工”との出会いは天成のものだったのかも!? 手作りがゆえに同じものを作っても、その都度微妙に違いのある仕上がりというのも、手作りの魅力の1つだと思いませんか。



粘土で作ったかわいい雑貨

 新井さんの作品は、焼く粘土と焼かない粘土からできています。
 例えば、上の写真のおいしそうなミニチュアセットでは・・・
   ・食べ物は、焼かずに乾燥さる“樹脂粘土
   ・お皿は自宅のオーブンで焼ける“オーブン粘土
                        から作られています。


樹脂粘土(焼かない粘土)でバラを作る編
   
  @ベース:樹脂粘土(コスモス):パン粘土(ファリネッタ)で混ぜたもの
    ⇒理由は・・・樹脂粘土:透明感があり仕上がりは綺麗ですが、柔らかすぎて扱いにくい
           パン粘土:弾力があり扱いやすいが、仕上がりの色が黄色っぽい

     両者を混ぜて使うことにで、お互いの特徴がうまく生かせる
           ※注意・・・樹脂粘土は乾燥しやすいため、その都度必要な量だけ取り出す

  A花びらに色を入れるため、粘土に油絵の具を混ぜ込む
  B白い粘土と、Aの色を入れた粘土を重ね合わせる
  CBを横に伸ばし半分に折り、その過程を何度か繰り返す・・・白と赤が中和し、濃淡ができる
  DCを、適量取り出し、指で押しつぶしながら丸める
  E丸めたつぼみに、花びらを貼り付け、指先で形を入れていく
  F少しずつ花びらを増やし、形を入れていくことの繰り返し
  G仕上げに形を整えて、自然乾燥で固まれば薔薇の完成!!






オーブン粘土(焼く粘土)でお皿を作る編

成形して焼いたものに筆で模様を描き込んだのかと思いきや・・・オーブン粘土で作られている模様は意外な方法によるもので、その作り方には、ビックリさせられる方も多いのでは!?
難しい模様の製図も全て頭の中にあるという新井さん、全く同じ模様は2度とできないと言われる理由はこの手法にありました。


  @ A B C D

   @ベースのオーブン粘土・・・白
   A差し色のオーブン粘土・・・青色、紫色(他にも約20種類の色粘土があり)
   B白の粘土に、
ほんの少し青色の粘土を混ぜると、淡い青色の粘土に
   C淡い紫色の粘土の周りに濃い青色の粘土を薄く巻きつける
    細く伸ばし8等分したものを重ね合わし、また細く伸ばす(写真は断面を切った模様)
     ※具を中心に、ご飯とのりを巻いていくような
手巻き寿司を作る手順
   DCの過程を繰り返し、粘土を細く伸ばしていくことで、模様が細かく繊細に

  E F G H I

   E組み合わせや巻く位置を色々工夫すると、模様が花となり、鳥となり・・・
   Fこのような緻密な模様はまず製図を書くことが本来のやり方ですが
                        ・・・新井さんはの製図は全て頭の中
   Gできあがった粘土はどこを切っても同じ模様・・・まさに
金太郎飴状態
   HGを薄く輪切りにしたものがお皿のベースに
           ・・・形を付けていけばお皿の出来上がり!
   IHを150℃の家庭用オーブンに入れ約40分
    (粘り強い強度を持たせるためコゲる直前の高めの温度 一般には120℃〜)
       ・・・「チーン!!」完成! ⇒ 艶を出す場合はニスを塗る



粘土で作ったかわいい雑貨
キッチン雑貨からアクセサリーまで日々の暮らしを楽しめます!

   インテリアはもちろん、プレゼントとしても大活躍!
       世界1つしかない、とっておきの作品だから、きっと宝物になることでしょう!




粘土細工は今の季節にぴったり!

温かいお部屋で、お気に入りのBGMを聞きながら
粘土細工はいかがですか。

プレゼントする方の嬉しい笑顔や、素敵なインテリアを想像しながら、
心を込めて1つ1つ作る作業は、
今までに無い落ち着いた時の流れが感じられるかも・・・







お母様・新井和子さんの作品を紹介するサイト
【Craftsman】樹脂粘土の手作り作品
お嬢様・美樹さんが運営。
薔薇をモチーフとした、
樹脂粘土やオーブン粘土、パン粘土などを使った手作り作品を
親子で仲良くご紹介。





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