
クレイとは「粘土」のこと・・・ならばクレイアートと聞くと、
子どもの頃に誰もが1度は親しんだことのある
粘土遊びとか、粘土細工を思い出しませんか。
あの、ちょっと臭くてずっしりと重い、でも、ひんやりとした油粘土とか紙粘土の感触は・・・
子どもながらにとても気持ちよかったような記憶はありませんか。
夢いっぱいに、自由自在に、好きなもの作っては、
空想に世界に浸っていたあの頃の気持ちを大人になった今、
素敵なアートにしてみませんか。
“クレイアート”とは・・・樹脂粘土や透明粘土を使い、いろいろなものを作ること。
一口に粘土とは言っても今ではその素材も実に様々です。今回ご紹介する“クレイアート”で使われる樹脂粘土はとても軽く、昔の粘土を想像していた方には、かなり衝撃的かもしれませんね。

かる〜い素材は、まるでマシュマロのようにやわらかいから、薄く伸びやすく細かい部分も表現しやすい優れもの。その上、どんな色にも染まりやすいというのもうれしいところですね。もちろん、一つ一つ丁寧に扱わなくてはなりませんが、だからこそ、形が本物そっくりの透き通るような花びらや、食べものなどなど、繊細に、リアルに作ることができるのです。他にも、ミニアチュアなものから、キュートな動物やマスコットなどまで楽しみ方も様々ですね。
また、“クレイアート”の特徴として、自然乾燥させるだけで完成させることができる、お手軽さも人気の理由の一つでしょうか。もちろん水やりをしなくても枯れることはありませんし、しかも、半永久的に色あせせず、生き物独特のみずみずしさが失われることがないことから、需要が増えているのも頷けます。まさに実物のお花で作ったかのような“クレイアート”のウェディングブーケなら、素敵な思い出を一生同じ状態で保存できますから。
最近、“クレイアート”が、福祉の面でも役立っているのをご存しでしょうか。手のひらで転がしたり、型どったりしながら指先を使って手軽に作品を作れることから、デイケアなどで、高齢者の方の指先の訓練を兼ねてお楽しみいただいているとか。失敗も少なく、達成感が目で確認できるというところが、受けているようです。
今回は、「
artfactory」さんより、自宅でも簡単に作れる“クレイアート”作品の作り方をご紹介いただきました。
【まずは・・・知っておきたい基本形】
- 丸い玉・・・棒や涙型の基。粘土を手のひらか粘土板の上で転がしながら丸める
- 棒 状・・・丸い球を手のひらか、粘土板の上に置き、指先で前後に転がしながら好みの太さや長さの棒にしていく
- 涙 型・・・丸い球を手のひらに乗せ、利用手の平を「V」の字の合わせた部分を左右に動かす
- プレス・・・くっつかないようプレッソシート2枚の間に挟み、上からアートプレッサーで均等に力をかけ、好みの薄さに
【まずは・・・知っておきたい色の作り方】※ハーティカラーシリーズで制作する場合

「黄」
+ 「藍(少量)」 = 「緑」
「色彩の三原色」から、どんな色でも思いのままに作れます。たとえば・・・
- 「黄」 + 「紅」 = 「赤」
- 「黄」 + 「紅(少量)」 = 「オレンジ」
- 「白」 + 「紅(少量)」 = 「ピンク」
- 「紅」 + 「藍(少量)」 = 「紫」
- 「白」 + 「藍(少量)」 = 「水色」
- 「白」 + 「黒(少量)」 = 「グレイ」
- 「黄」 + 「赤(少量)」 + 「黒(少量)」 = 「茶」
いずれも新たに「白」を加えると『パステルカラー』に!
もちろん、世界に一つだけのあなただけのカラーも!
【準備するもの】
材 料:樹脂粘土(今回作り方をご紹介していただ際に使用したもの)
@ハーティソフトクレイ
(驚くほどの軽さと伸びが良い手に付かない作業性に優れた長計量樹脂粘土)
Aハーティカラーヒグメント・・・ 紅・黄・藍
Bハーティナチュラルカラー・・・ダークグリーン
(木や茎・葉を大量に作るときにgood)
※樹脂粘土の「紅、黄、藍、白」を混色してもお好みのグリーンとブラウンが作れます
道 具:細工棒、アートプレッサー(粘土をプレスするときに使う)、葉型(柿)、爪楊枝
【 作り方 】
- 花 芯・・・花色1p玉を手のひらに乗せ、指先で転がし横長に。
アートプレッサーでプレスし、上部を薄く伸ばし、右側から巻いて完成
- 花びら・・・花色1p玉を涙型にしてプレス。
このとき、指で花べりを薄くして、中央部にくぼみを出したら完成。
- 花びらを、1p玉で3枚、1.5p玉で8枚を用意し、花芯に小さい花びらから巻きつける。
大きい花びらは、内側の花びらと花びらの間に中央が来るように順番に。
陶器の食器や花瓶、また小物やインテリアなどにクレイアートをプラスすると・・・世界にたった一つのオリジナル雑貨に変身!
やや高度な技術も必要になりますが、石造風に仕上げる溶剤などをを使えば、独特な風合いがお手軽に楽しめます。
シンプルだった雑貨がキュートになったり、コージャスになったり・・・たちまちグレードアップ。それらの素敵な作品と暮らす日常生活も、きっとグレードアップした気分ににるのでは・・・。
また、贈られる方のお好みも取り入れた心のこもったプレゼントにもぴったりですね。あなたのセンスを発揮した世界に一つだけの作品で、サプライズを狙ってみては!



デコラティブクレイアート/八木沢晴子・作品例
穏やかな秋・・・軽い音楽と、お気に入りのアロマを焚きながら
“クレイアート”はいかかですか。
「今日の私はプチアーティスト・・・」な〜んて思いながら、
アートな秋を満喫してみては。
http://www.artfactory-net.com/
「アートファクトリー」は、さまざまな造形素材を使用した
作品制作の場を提供する「ホビーカルチャースクール」です。
今回、ご紹介した“クレイアート”だけでなく、
「ビスクドール」、「球体関節人形」、「粘土人形」など様々。
各教室や講師のご紹介や、作品・展示会などの情報も盛りだくさん!
あなたも心にビビッときたら、アートな秋に何か始めてみませんか。
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