「宝さがしってなぁーに?」ローラは、とぎれとぎれに小さなかすれた声で、ポムにたずねました。「心の中に、思っている事をおしゃべりする事よ。そのおしゃべりが、聞いている人をびっくりさせたりするから、宝さがしなの」と、ポムが言いました。するとローラはしくしく泣きだして、「ローラには何もない!だって毎日一人ぼっちっだし、おうちに居てもつまんないし、おやつ食べても、お人形のリリちゃん、お話してくれないから、ローラはお話しないの。
蜂蜜お家にあるからミエルにあげる!ワァーン」ローラは、かすれた声を力いっぱいふりしぼって泣きだしました。心配そうに遠くから様子をうかがっていたローラの母親は、目に涙を浮かべながらローラの元へかけ寄ろうとしました。
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