もっとも初期のボタンと言われているのは、古代エジプトのお守りとして、太陽神ケペラを象徴する“スカラベ”。 とはいっても、形からして衣服をとめるものではなく、権威の象徴であったり飾りとしてのものであったのでしょう。
ボタンとしての機能を兼ね備えるようになるのは、その後、古代ゲルマン民族が使ったといわれる動物の骨や角、貝や木の実などで作られたものがはじまりといわれています。
“ボタン”という語源に関しても、定説はないものの、古代ゲルマン語の「button」とラテン語「bottanei」が出所とされており、“花の蕾”という意味が込められているそうです。 日本でも江戸時代中期には“ボタン”という名前で用いられるようになりました。
|